(この記事はブログ部よりの転載です。public会員になったのでお試し投稿です)

 

言語の多様性が収束するという予測、それに伴う世界の変化の予測。

 

今朝のHRで中田さんが話をしていたように、

Googleの、つまりAIのディープラーニングを使った翻訳機能はどんどん成熟していく。

 

その性質上、二次関数的な伸び方をする。方言までカバーするようになるに違いない。

 

先日、その事に考えを巡らせていて(俺が先に思いつたとかそういうマウントではないのでご容赦を)実際に自分のYoutubeにイワシの手開きについての動画をあげるついでにその実験もしていたのでなんてタイムリーな話題なんだと思って話を聞いていた。

 

しかしどんなに言葉の垣根が無くなっても、

動画としての核が面白くなければYoutubeというプラットフォームでは生き残れない。

その点、中田さんは今の時点ですでに盤石。しかも更に適応進化を求めている。

 

自分のチャンネルで上げ始めている鮨の技術系動画やそれにまつわる話も核としては悪くないだろう。人がSUSHI、つまり「食」が必要なうちは。

 

食べるという行為はそのうちに必要なくなる可能性は、ある。

口以外から栄養を補給できて、脳内物質をコントロールできる世界になったならば食べるなんて無駄以外の何者でもない。しかしそうなるにはまだ遠いだろう。

 

だから今、自分にとって問題なのは動画の見せ方だ。それが外側の核となる。

核がしっかりしたら後は正直どうにでもなる。続けていければ、だが。

 

もう一つ、先を考えてみよう。

未来を予測するのに一番の近道なのは、やはり歴史を勉強する事だ。

 

温故知新

という金言。

 

古きを訪ね新しきを知ると日本語では訳される。

漢字という文化は一つの圧縮言語だ。

世界的に見ても、漢字ほど洗練されて圧縮された文字表現はない。

学習するにもひどく他の文字に比べてしまうと難しいのだが、そこに封じ込めることができる意味は果てしなく広がる。

 

それを踏まえてプログラムを勉強していると、

プログラミング言語にも階級があるのにまず気付く。

高水準言語と低水準言語だ。

この呼び方で面白いのが、

高水準とは人がわかりやすいものであり、

低水準とはPCにとってわかりやすいということだ。

 

つまり、

PCからすれば、

人間が低水準と呼んでいるものがより分かり易く高水準だということだ。

 

ややこしいのだが、

人が低水準言語と呼ぶものは直接的にPCに命令を下せるもの。

高水準言語と呼ばれるものは大抵がコンパイルという作業して、つまり1枚フィルターをかけなければ命令が伝わらないものだ。

プログラミング言語とは人とPCの会話のための翻訳言語だ。

しかも大抵が翻訳した上でもう一つ行程を積まなければ機能しない。

 

しかし世の中には、アセンブリを直接使う猛者もいる。

つまり低水準言語を自分の脳内にフィルターを作りだし脳内アセンブラをかけ操れる人がいるのだ。

自分が高校生の頃にまさにこれができる友達に出会い、自分がプログラマとしては絶対に彼を超えられないと思い知った出会いだった。

 

…彼は、セーラームーンが大好きで特に亜美ちゃん推しだった。

その影響で、実は自分も結構セーラームーンを知っている。

セーラームーンは天才と共鳴するのだ。

冨樫先生もその一人のはずだ!

 

しかし自分が心から推すのが天地無用シリーズだ。

梶島正樹さんシリーズだ。

もし自分が天地無用よりセーラームーンが好きだったら天才の仲間入りができたのだろうか?

 

 

さて。

神話の世界では、もともと言語は一つだった。

バベルの塔に雷が落ちて全て崩れ落ち言語も分けられ人々が散り散りになった。

 

神が人を作ったとされる神話を為政者が利用してきたのが常なので、

そういう事になるのだろう。

だが実際には世界中で同時多発的な進化が起こり、

各地で人に進化してきたのは科学が証明している。

ということは、意思疎通の便利ツールである言葉は多種多様な言語が色々な生まれ方をしただろう。

だがもしかしたら、何らかの理由で言語の統一化がおきた可能性はある。

それはロマンの世界になってしまうかも知れない。

 

しかし例えば、もし現代のAIによる翻訳のように一部の天才が作り出した意志疎通ツールがあったかも知れない。

AIによる翻訳は言語の擬似統一と言うべきものだが。

20年くらい前の小説とか漫画では

未来の人間はパワードスーツがなければ歩行もできなくなるほど

身体機能が弱体化されるという描写が多かったのをご存知だろうか。

 

果たして今どうなりつつあるか。

身体についての研究がなされ、商売に繋がり、

健康への意識とトレーニングの効率化が進み

むしろ人類全体で考えたときには身体的な強化は進んでいるように感じる。

 

言葉についても同じことが起こることが予測できる。

翻訳機能の充実化により、多言語を習得する人類は飛躍的に増加するだろう。

学ぶことを放棄する人は少ない。特に商売とつながれば尚更だ。

 

ただ、忘れてはならない。

歴史上必ず現れてきた人類の危機。

今一番身近なのがコロナウイルス。

 

コロナのようなウイルスが電脳世界にも必ず現れる。

それはAIによるものか、天才が作り出すのか、

はたまたその両方が協力して作り出されるのかは分からない。

 

だが、断言する。

それは、必ず、現れる。

そしてそれば、純粋な研究心から発生し、

他の誰かが自分の利益の為に違う方向に使い方を持っていく。

ダイナマイトを発明してしまったノーベルのように。

 

まるで言葉だ。

発した本人の意図とまるで違う意味で受け取り違う使い方をされてしまう。

そこに介在できるの存在を人は神と呼ぶのだろう。

そんな事に思いを馳せながら、鮨屋は今日も鮨を握る。

30/05/2021

鮨来村 店主

木村共男