親から強制的に行かされる学校がなんなのかわからずに卒業してしまいました。

 元々は、産業革命期のイギリスで工場労働者を養成することを目的にしていました。産業革命で世界の工場となったイギリスでは、圧倒的な数の労働力が必要になりました。それまでは、各家庭で親が子供を教育するのが一般的だったのが、代わりに学校が教えるようになりました。理由は、子供の頃からマニュアルに沿って行動できるよう教育することで、大人になってから教育するより行動規範を押し付けるのが楽だからです。

 その後、私が子供になってもずっと、学校という形として残っています。元々は、従順な工場労働者を作るためだった学校が、時代背景が変わってもパッケージは同じで残っています。なぜ、こんなことをやるのかと疑問に思っても、先生の言うことはなんでも正しいとされました。そして、子供であった自分にとっては嫌でも、そこから抜け出すことはできない場所でした。

 私は、教育とはある程度は先生の言うことは正しいという価値観が必要だと思います。学生の思う通りにさせていたら教育になりません。(ここで言う教育は、社会に適応できる人間に育てることです。)

 ただし、これは学生にとって学校を代替できる環境がある場合に限る話だと思っています。生まれてくる人がすべて既存の社会で運営されているルールに順応できる訳ではありません。(私がそうでした。)

 その点、学生の側が教わりたいと思う個人を選んで、その人がある種先生となり同じ価値観を共有できるようなコミュニティ(オンラインサロンのようなもの)に属することは学校の代替手段になると考えます。このPROGRESSは、まさに学校の代替となるような場所なのではないかと考えています。